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・「紫の履歴書」美輪明宏 (finished)
・「夜叉ヶ池・天守物語」泉鏡花 (finished)
・「高野聖」泉鏡花 (finished)
・「外科医」泉鏡花 (finished)
・「夢十六夜」夏目漱石 (started)
・「CRC/CRAのためのEDC」(started)

これから読みたい本
・「音楽」三島由紀夫
・「面白南極料理人」西村 淳 (will start)
・幸田露伴、北原白秋、尾形紅葉

泉鏡花は衝撃的でした。
古語、ルピが多用され、現代人には読みにくいのではありますが、最初はなんとか読んでいると、途中で急に話が分かるようになり(不思議ですね!)ぐいぐいと引き込まれていきました。結果的に、読みにくいと最初思っていた言葉遣いがとても美しく、そのお話を構成する大事な要素であることに気づきます。なんどもなんども読み返し、声に出したいような文章です。私は、高野聖もよいのですが、また別の魅力であり、妖艶さ、文章の美しさを堪能するには、天守物語が一番素晴らしいと思いました。三島由紀夫が絶賛したのもわかります。

でも、本を読んで思うのは、こうやってとても古い、大正時代だったりに書かれたような物語でも、現代に十分通じるし、いや、現代でもこんな素敵なものはなかなかないですし、その上、時空を超えた共有感が味わえることがすごいなぁと思います。(つまり、三島由紀夫と私は共感できたわけですから笑)

もうひとつ、「紫の履歴書」もとても素晴らしい本でした。
美輪さんの本は数ありますが、その中の根本になる本だと思います。
この本から、色々なことを学べます。愛、憎しみ、戦争、別れ、貧乏、、、全てをどうやって対処してきたか。絶対、為に成る本だと思います。勇気や希望をもらえると同時に、大きな感動も得られます。
全ての人に、美輪さんだからとか関係なく、人生の哲学として読んでもらいたいと思います。


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