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今年は私二黒土星は『大凶、変化の年、とにかく耐える』といった言葉が並んでいました。当初は知らなかったのですが、夏頃にふと占いをみたらそんなことが書いてあり、やっぱり!と思った次第でした。

ですが、『産みの苦しみ』でもあるとのこと。

本当にそう思いました。
今年は色んな意味で勉強ができた。
人生で初めてこんなにたくさんの本を読んだ。
仕事が変って迎えた波乱をなんとか乗り越えた。
人生で初めての芸術にたくさん触れた。特に能狂言、日本画。

自己研鑽すること、怠けないような強い精神を作ること、腰掛で仕事をしないこと、人に頼らない、人のせいにしない、とにかく、もういい加減、

『腹をくくろう』

と思いました。人生は修行の場です。
これは私の人生。自分で覚悟して修行しなければならない。
そのために来ているのだ、と。
楽チンにすごしていても何にもなりません。
辛いことが人間を磨く。

がんばろう。

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世田谷パブリックシアターにて12月17日に観る。
初めての能楽。といっても現代版であるので、本物とは違うのだとは思うが、それでも初めての能。

とてもよかった。
能というものを殆ど知らなかったが、とても神秘的なもので、芸能というものはもともと神事であった頃のものを継ぐものであるということを感じさせるもので、色々と鳥肌がたつようなところがあった。

笛と太鼓の音が異空間を創り上げる。
能というのは霊とか鬼とかそいったものを題材にすることが多いらしいが、やはり、何か異空間=霊界と人間界の狭間、に来たような雰囲気がした。眠くなるというのも、この笛と太鼓のせいなのでは。

現代版ということで、月の映像があったり、スモークがたかれたり、光をあてて神々しさを出したり、という演出がされていたのだと思うが、本物の能を見たことがないからかもしれないが、雰囲気を盛り上げるのにとても良かった。

残念だったのは自分の知識として、能、で話されている言葉を読み取れないところが多く、特に、安達ヶ原では、老婆が生い立ちを話している場面があり、そして泣いたりするのだが、何をいっているのかよくわからなかった・・・残念。

能独特の話し方が頭に残る。ちょっと洗脳される気分。
いや、きっっと、能というのは、そういう面もあるのではないだろうか、というのは、はやり、神様を呼んだりするわけだから、人の精神に与える影響が何らかあるのではないか、と。

絵馬では、アマテラスがとても神々しく、また、手力雄命が力強く舞うところがかっきょこかった。
アメノウズメは美しい娘、といった様子でした。

みなさん面をかぶっているわけですが、だんだんそれが面をかぶっているというふうに捉えずに、まるでそれが本当の顔のように見えてきます。

人生で初めて、不思議な体験をしたような気分です。
能にはまりそう。

その後で黒塚で検索していたら、夢枕獏さんの小説があり、またアニメ化されているとのことで、夫がツタヤでアニメをかりてきてくれました。アニメは面白いことは面白いですが、やはり表現や説明に限界がありそうなので、やはり小説を読んでみたいと思って、今買いたいのはこれです。

12/22、世田谷パブリックシアターにてまちがいの狂言を初めて見ました。

まず、びっくりしたのが、会場に入ったらば黒草の民として、面をつけて黒いマントをかぶった人たちがうろうろと『ややこしや~』っていいながら歩いていました!「にほんごであそぼ」で観たことがあったので、とっても嬉しかった。

内容としては子供でも狂言が初めてな人にも楽しめるわかりやすく面白い内容でした。萬斎さん節がとても出ており、狂言以外のところで得たものを活かした演技をされていたと感じました。

演劇終了後、萬斎さんトークがあり、初めて萬斎さんが芝居以外で話すところを聞きましたが、かなり長いことお話をしてくださったにもかかわらず、その内容、話し方が流暢、間もよく、かつ、難しいことをわかりやすくたとえながら面白く、理論的にお話され、長かったですがすっかり聞き入ってしまいました。どうしてこんなにおはなしが上手なんでしょうね。
私は萬斎さんにいちファンとして見とれる一方、また、能狂言の勉強にもなった一方、自分の苦手なプレゼンという意味でも色々考えさせられ、勉強になりました。

質問を受けても、きちんと冷静に理論的に回答されているのを聞いて、すごいなぁ~ってつくづく思いました。それだけ日ごろから考えて考えているから、また、場という意味でもこなしてきているから、あんなに堂々と冷静に、理論的に、回答ができるんでしょうね。やっぱり、凡人とは違います。。。



・まちがいの狂言の舞台中心にある仕掛けは、女性の子宮を意識した物。伝統芸能、特に能楽堂には、松(名前がありましたが忘れてしまいました)が描かれているが、場所によっては、とても男性的・女性的に書かれており、芸能というものが神を意識していたように、男根崇拝などが現れているもので、今回の舞台もそれを反映し、女性の子宮にみたてた幕をつけていたとのこと。また、その幕にはおたまじゃくしが描かれているが、それが、精子であり、最初の双子が生まれるシーンにもつながるということ。お芝居ってかなり考えられて作られているんですよ、まぁ演出者の自己満足なんですが、と。

・世田谷パブリックシアターは、公共、つまりみなさんの税金で成り立っている物。一方で民間の演劇場は商売でやっているから、流行に沿って面白いもの、お客さんがはいるものをやる。しかし、パブリックシアターではそうではなく、演劇に関わる人が試してみたいと思うものをやる場所である。私が思うに、演劇というのは100パーセントわかってしまう、わかりやすい、誰でも理解できるものではなく、わからないところを想像してもらう余白のあるものがよいのだと。しかし、そうなると、わからないからということでお客さんが入りにくくなってしまう。わけがわからないものをしてもだめだが、しかしそういった演目にチャレンジできるということが世田谷パブリックシアターにて担うべき責任でもある。

・3月に間違いの狂言をフランスのシルク・ド・ソレイユではなく○○ソレイユでやるとのこと。(忘れてしまいました!)

・演出しながら演じるのはほんとうに大変なので、しばらくは、演出されてみようと思いますとのこと。なので、キャストとして出演することになりそうだが、一方で、演出だけすることもしてみようと思います、ということ。

・シェイクスピアの舞台を再現したイギリスのグローブ座でも間違いの狂言を行った。そこではイギリスの地元の人だけではなく、観光客としてやってきている人もいるため、日本語。英語を話さない人にもわかる内容にするために色々と考えながらやってきた。当初よりも現在の形は色々アレンジをして変わってきている。グローブ座には、能楽堂と同じように柱があり、屋根がある。観客席には屋根はないので雨がふればびしょ濡れになる。

などなど他にもたくさんなるほど~ってためになるおはなしをしていただきました。
今年ももう終わりですが、今日から、そして来年も、萬斎さんに恥ずかしくない人間になれるよう、頑張ります!そして狂言・お芝居、見に行きますよ!お体に気をつけて頑張ってください!!

高橋 康也
白水社
発売日:2003-11

初めて生で能楽堂にて狂言を見ました。
能楽堂の作りは、伝統芸能を感じさせ、身が引き締まるような雰囲気がありました。
観客と演者の距離が近いので息遣いが聞こえてくることも。
改めて、狂言とは人間讃歌の劇、坂口安吾のいうところのファルスだと実感しました。伝統芸能は、小難しくて、諸行無常のような、凡人には単純に楽しめないようなところがあると思っていましたが、まだたくそんなところはなく、純粋に楽しめました。

特に、呼声、が最高でした。狂言の音づかいが非常に心地よかったです。
二週間前の朝から、足の重さ、体全体のだるさ、頭痛にはじまり、なかなか治らないと思っていたら発熱に鼻水が出だした。早速会社の近くの病院に行くと、アレルギー性鼻炎ですと言われ、アレルギーの薬を出された。しかし症状は悪化するっぽうで、ついに喉が大変痛いし、喉はガラガラ、咳が止まらない、呼吸が苦しいといった症状まで出てきました。

そこで、家の近くの耳鼻科に言ったところ、急性副鼻腔炎、しかもかなり悪い、と診断されました。
鼻水を吸ってもらうのですが、普段の細い器具?では足りず、太いチューブを鼻に突っ込まれ、それで吸引するんですが、とっても痛い!!でもすっきりしました。先生にはこんなになるまで放置していたことを怒られたけど、とりあえずこちらの病院に来てよかった・・・。
病院選びが大事だと感じさせられました。

さて、もらった薬をちゃんと飲んで、通院します。

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