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世田谷パブリックシアターにて12月17日に観る。
初めての能楽。といっても現代版であるので、本物とは違うのだとは思うが、それでも初めての能。

とてもよかった。
能というものを殆ど知らなかったが、とても神秘的なもので、芸能というものはもともと神事であった頃のものを継ぐものであるということを感じさせるもので、色々と鳥肌がたつようなところがあった。

笛と太鼓の音が異空間を創り上げる。
能というのは霊とか鬼とかそいったものを題材にすることが多いらしいが、やはり、何か異空間=霊界と人間界の狭間、に来たような雰囲気がした。眠くなるというのも、この笛と太鼓のせいなのでは。

現代版ということで、月の映像があったり、スモークがたかれたり、光をあてて神々しさを出したり、という演出がされていたのだと思うが、本物の能を見たことがないからかもしれないが、雰囲気を盛り上げるのにとても良かった。

残念だったのは自分の知識として、能、で話されている言葉を読み取れないところが多く、特に、安達ヶ原では、老婆が生い立ちを話している場面があり、そして泣いたりするのだが、何をいっているのかよくわからなかった・・・残念。

能独特の話し方が頭に残る。ちょっと洗脳される気分。
いや、きっっと、能というのは、そういう面もあるのではないだろうか、というのは、はやり、神様を呼んだりするわけだから、人の精神に与える影響が何らかあるのではないか、と。

絵馬では、アマテラスがとても神々しく、また、手力雄命が力強く舞うところがかっきょこかった。
アメノウズメは美しい娘、といった様子でした。

みなさん面をかぶっているわけですが、だんだんそれが面をかぶっているというふうに捉えずに、まるでそれが本当の顔のように見えてきます。

人生で初めて、不思議な体験をしたような気分です。
能にはまりそう。

その後で黒塚で検索していたら、夢枕獏さんの小説があり、またアニメ化されているとのことで、夫がツタヤでアニメをかりてきてくれました。アニメは面白いことは面白いですが、やはり表現や説明に限界がありそうなので、やはり小説を読んでみたいと思って、今買いたいのはこれです。

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