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龍馬伝について。
昨年度から司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んでいるが、それとどうしても比べてしまう。
司馬遼太郎の竜馬は、力強く(実際に強い)、非常にコミュニケーション力に優れている。しかし、ぶっきらぼうで無愛想な一面がある。また、相手を納得させてしまうプレゼン能力もすごい。だって、犬猿の仲の薩長を同盟させてしまうくらいなのだから、ビジネススキルとして見ると、ものすごい交渉力・プレゼン力・コミュニケーション力だったのだろう。そういうと、仕事一辺倒の冷酷で嫌な奴に聞こえるかもしれないが、そんなことは全然ない。周りから好かれるカリスマ性があったのだろう。人格者たる所以である。

しかし、龍馬伝の竜馬はちょっと弱々しく見え、また、なんというか、カリスマ性が足りないというか、どう表現していいのかわからないけれど、龍馬が持っていると思われる人格者たるオーラが足りない。
これから、福山竜馬が強くなって行くことを期待している。

司馬 遼太郎
文藝春秋
発売日:1998-10-09

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『キッパリ!たった5分間で自分を変える方法』

とっても素敵な本です!
作者さんの、人間らしさ、素直さ、が直に伝わってきます。
当たり前のことが書いてはあるのですが、改めて、そうだよな~と気づかされる部分がたくさんです。

目からウロコだったのは、
『やる気を出して行動する』
のではなく、
『行動するからやる気がでる』
という部分です。

精神論で、頑張らなければ!と思っているよりも、ひとまず行動してみよう!ということですね。

大きな変化は小さな変化から。

そう思って、私も、本で紹介されているいくつかの項目を実践していきます。さっそく、昨日は、『脱いだ靴をそろえる』ことをしました。
玄関が綺麗なのは、気分がいいですね。こんな簡単なことでも、とってもココロがスッキリしたような気がしました。



・「エスケープ」渡部(←アンジャッシュ) (finished)
・「音楽」三島由紀夫 (finished)
・「天声美語」美輪昭宏 (finished)
・「ぴんぽんぱん二人話」瀬戸内寂聴・美輪昭宏 (finished)
・「CRC/CRAのためのEDC」(finished)

・「チルドレン」伊坂幸太郎 (started)
・「夢十六夜」夏目漱石 (started)
・「近代能楽集」三島由紀夫(started)
・「若きサムライのために」三島由紀夫 (started--pending)
・「花ざかりの森・憂国」三島由紀夫 (started--pending)

・「面白南極料理人」西村淳



今月は、三島ブームです。彼の作品を初めて読んだのは金閣寺でした。
当時は、難解な文章にすぐにあきらめたのですが、大人になって読んでみると、その表現の美しさ、恐ろしいほどの人間の精神の描写に驚かされました。

『音楽』は、三島文学とは少しそれるところにありますが、でも、解説にあったように、「たまに見せる才気の遊び」というのが全くその通りで、こんな作品もかけてしまうのかという、彼の才能に驚かされます。

また、三島は、私はまだ生まれていませんでしたが、みなさんご存知の通り、割腹自殺を遂げたのですが、その壮絶な最後に向かうにあたって彼は何を考えていたのか?どんな気持ちだったのか?ということを色々と知りたくなり、他にも彼の作品を読み始めましたが、知れば知るほど、痛いほどに、彼の憂いが伝わり、そしてその至誠なるものの凄まじさを感じ、いたたまれない思いになります。

別に私は右翼でも左翼でもなく、戦争も反対です。しかし、彼のその行動や思想を理解することは、現代に生きる私たちにとってもとても大事なことであり、彼が言わんとすることを想像し、今を生きたい、と思います。毎日、ぬるま湯につかっており、本当の幸せも本当の辛さも本当の美しさも理解しにくくなくなってきた現代の世界。世界というものを、もっと深く感じて生きるために、彼の思想を理解しようと思います。

エスケープはたまたま借りて読みましたが、大変失礼ですが、お笑い芸人ってなんだか教養がなさそうなイメージ(もちろん中には本当に知識と芸が備わった人もいらっしゃる)でしたが、意外と語彙力があるのだな、と感心しました。



・「紫の履歴書」美輪明宏 (finished)
・「夜叉ヶ池・天守物語」泉鏡花 (finished)
・「高野聖」泉鏡花 (finished)
・「外科医」泉鏡花 (finished)
・「夢十六夜」夏目漱石 (started)
・「CRC/CRAのためのEDC」(started)

これから読みたい本
・「音楽」三島由紀夫
・「面白南極料理人」西村 淳 (will start)
・幸田露伴、北原白秋、尾形紅葉

泉鏡花は衝撃的でした。
古語、ルピが多用され、現代人には読みにくいのではありますが、最初はなんとか読んでいると、途中で急に話が分かるようになり(不思議ですね!)ぐいぐいと引き込まれていきました。結果的に、読みにくいと最初思っていた言葉遣いがとても美しく、そのお話を構成する大事な要素であることに気づきます。なんどもなんども読み返し、声に出したいような文章です。私は、高野聖もよいのですが、また別の魅力であり、妖艶さ、文章の美しさを堪能するには、天守物語が一番素晴らしいと思いました。三島由紀夫が絶賛したのもわかります。

でも、本を読んで思うのは、こうやってとても古い、大正時代だったりに書かれたような物語でも、現代に十分通じるし、いや、現代でもこんな素敵なものはなかなかないですし、その上、時空を超えた共有感が味わえることがすごいなぁと思います。(つまり、三島由紀夫と私は共感できたわけですから笑)

もうひとつ、「紫の履歴書」もとても素晴らしい本でした。
美輪さんの本は数ありますが、その中の根本になる本だと思います。
この本から、色々なことを学べます。愛、憎しみ、戦争、別れ、貧乏、、、全てをどうやって対処してきたか。絶対、為に成る本だと思います。勇気や希望をもらえると同時に、大きな感動も得られます。
全ての人に、美輪さんだからとか関係なく、人生の哲学として読んでもらいたいと思います。


・「紫の履歴書」美輪明宏 (started)
・「夢十六夜」夏目漱石 (just ordered)
・「面白南極料理人」西村 淳 (will start)
・「ネコにも分かる気学入門」深見 東州 (finished)

面白南極料理人について。試写会に行ってきました。

とってもとっても面白くてほのぼのとした、見終わった後に笑いの笑顔と暖かい気持ちが残るとても良い映画でした。
ということで本も面白いはず・・・!



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